同期の岡野からパスをもらった、前女子部主将の前川です。恐らくこれが最後の部員日記になるので何を書くかとても迷いましたが、せっかくなのでゴルフ部部員としての4年間を振り返ろうかと思います。

入部した頃は、正直あまりやる気のある部員ではありませんでした。板橋君の言うゴルフの魅力がイマイチは分かっていなかったからだと思います。

ラウンドデビューした夏合宿のサンコー72では炎天下の中担ぎでプレーをし、汗だくになりながら「これが体育会の洗礼かー」と思った記憶があります。

部活へコミットするようになったのは2年に入ってからでした。その頃になると、同期仲も深まり、ラウンドに誘ってもらうことが増え、段々とゴルフの楽しさが分かるようになりました。

初めて試合に出た2年生の夏のリーグ戦では131打も打ってしまいましたが、それによりゴルフ熱が芽生え、同期の柊子と2人で新人戦にも出場し、とにかくラウンドの経験を積みました。

3年生になるとスコアも落ち着き、ダポペは切るが100切りが中々出来ない時期が続きました。また、新型コロナウイルスにより対面での部活動が禁止に。春のリーグ戦も中止となりました。それでも、レッスンを受けに行ったり少人数のプライベートラウンドを通し練習を重ねました。

そして4年目、最後のリーグ戦はコースデビューをしたサンコー72で行われました。

前日にシャフトが折れ、急遽母のドライバーを借りて出場するというハプニングもありましたが、2日目にベストスコアを更新し、目標であった「試合で90台を出す」ことを達成することが出来ました。上位の学校には及ばなかったものの、これまでで1番いいスコアを記録して引退することができました。

しかし正直、4年間全く悔いがなかったと言えば嘘になります。

コロナがなかったら、、、本当はもっとみんなとゴルフがしたかった、ゴルフももっと上手になりたかったです。それでも、与えられた環境の中では充実した4年間を過ごすことが出来たと思います。特に人に恵まれた4年間でした。

優しい先輩方、かわいい後輩、そしてOB•OG、父兄の方々に暖かく見守って頂き、とても楽しく過ごすことが出来ました。

そして何よりも同期に恵まれていたと感じています。

以前OBの方から何のためにゴルフをするか問われたことがありますが、私は同期と過ごす時間のためにゴルフを頑張れました。単純すぎてあまり良い答えではないかもしれませんが、やはり「楽しい」に勝るものはないと思うので、後輩達にも自分なりのゴルフの楽しさ、ゴルフを頑張れる理由を見つけて欲しいと思います。

次は、辛い時も楽しい時もいつも笑顔で側にいてくれてた柊子にバトンを渡したいと思います。