こんにちは、3年の寺嶋さんからパスを受けた大久保です。4/22-24に行われていたレギュラー合宿では、ハーフベストの37を出し、きっちりリーグ戦のコースで78を出すことができたので、入部当初からの成長を実感しています。こんな感じで、ここ最近はゴルフ中心の生活をしているので、今回は真面目にゴルフのことでも書こうかと思います。笑
2週間前に行われたマスターズで、タイガー・ウッズがメジャー15勝目となる優勝を果たしました。最終日は天候不順のためスタートが早まっていたので、朝起きたらなんと優勝していた、という感じでとても驚きました。僕がゴルフを始めた小学生の頃は、ちょうどタイガー全盛期の終盤でした。膝を故障しつつ勝った2008年の全米オープンや、タイガーがメジャーで唯一逆転負けをした2009年の全米プロなどは、4日間釘付けでテレビを見ていました。小学生向けのレッスン会に行けば、タイガーをもじったのか、○○大河(たいが)君のような子が何人も居たのを覚えています。だから今回の優勝は、自分がゴルフを始めた頃を思い出させるようなものでありました。
そんな、完全復活とも言える今回の優勝でとても印象的だったことがあります。それは、タイガーのプレースタイルの変化です。以前は、多少トラブルに陥っても、圧倒的な飛距離と天才的なショット力で観客を魅了するゴルフをしていました。ですが、タイガーほどの飛距離が普通になった今では、時にはセーフティな攻め方をし、4日間どの選手よりも落ち着いてプレーしていました。最終18番でのティショットで最初から3wを握り、最低でもボギーで収める事を念頭に置いた戦略は、以前では考えられない変化でした。
僕はそこに、生涯スポーツとしてのゴルフの奥深さや、ゴルフの戦略の多様性を感じました。体力の全盛期が去っても、経験を生かせばうまくなり続けられるのもゴルフの魅力です。今は飛距離を軸にスコアメイクをしていますが、今後の長いゴルフ人生で、他の強みも作っていきたいです。そして、これから入ってくる新入部員にも、しっかりとゴルフの魅力を伝えられるように頑張りたいです。
次の部員日記は、タイガーのライバル、フィルミケルソンの大ファンである、2年の板橋くんに回したいと思います。