ラジオの魅力

 藤原さんからバトンをもらいました、商学部三年の岡野です。二週目ということで、前回の部員日記は読んでいただけたでしょうか?(笑)前回は、いろんな人に読んでもらいたいということがコンセプトだったので、自分の趣味でもある映画をテーマにしました。コロナ禍でおうち時間が増えていると思うので、映画が観たくなったときは、ぜひ僕の前回の日記を読んでもらえたら嬉しいです!

(ちなみに、今はネットフリックスで韓流ドラマを見るのにはまっています。特に、『梨泰院クラス』が僕の中で、韓流ドラマオブザイヤーを受賞しました。)

 前置きはこの辺にして、本題に入っていこうかなと思います。僕は、今回の日記を通して、ラジオの魅力について書きたいと思います。少し古臭いと思われるかもしれませんが。(笑)ラジオと接点のない人からしてみたら、ラジオ体操ぐらいでしか関わることがないと思うのですが、この日記を通して少しでも興味を持ってもらえたらいいなと思います。

 僕が、ラジオを聞き始めたのは高校生の頃なのですが、理由は特になく、ただ何となく聞いてみようというのが最初でした。特に、この頃は受験勉強に集中しなければならなかったので、聞いていたのは音楽番組でした。元々、いろいろなものに興味を持つ性格だったので、流行の音楽から昭和の懐かしい曲、さらには洋楽といった幅広くいろんな音楽に触れました。その甲斐があって、イントロクイズは非常に得意です。

 高校生の頃は、そこまで魅力を感じていなかったのですが、僕がラジオに魅力を感じ始めたのは僕の暗黒時代ともいえる浪人期です。友達の勧めで、深夜ラジオ(『おぎやはぎのメガネびいき』や『星野源のオールナイトニッポン』など)を聞き始めたのですが、この二つの番組は勉強や将来への不安で気疲れしていた自分を精神的に支えてくれました。実際に、予備校の自習室で自分の好きな放送回を何度も聞き、そのたびに同じポイントで笑いをこらえながら、ストレスを解消していました。イヤホン越しに聞こえてくる他人のくだらない会話ややり取りだけで、腹がよじれるほど笑うことが出来たので、あの頃はよく現実逃避していました。でも、ラジオがなかったら、精神的に疲れて勉強をやめていたかもしれないし、今の大学に通うことが出来なかったのではないかということを考えると、深夜ラジオを聴くきっかけをくれた友人には今でも感謝しています。そして、大学生三年生になった今でも、勉強やレポート作成時には、ラジオを聴き、一人で笑っています。 

 僕のラジオ遍歴はこのぐらいにして、ここからは最近はまっているおすすめのラジオ番組を二つ紹介しようかなと思います。一つ目は、「霜降り明星のオールナイトニッポン0」です。これは、初回放送からすべて聞いているのですが、エピソードトークもコーナーも非常に面白く二時間ずっと笑っていられると思います。二つ目は、「銀シャリのほくほくマネーラジオ」です。30分番組と少し放送時間が短いのですが、毎回あっという間に終わって不完全燃焼で次の放送が待ち遠しくなるラジオ番組です。銀シャリの二人の会話はトークというよりもむしろ漫才かのように思います(笑)あんまり、番組内容を言うと聴く人が減るのではないかと思ったので、ぜひ一度実際に聞いてみてください。ちなみに、僕は春夏学期で家にいる時間が増えたこともあって、この二つのラジオ番組はSpotifyのPodcastで二回ずつ聞きました。そして、同じところでいつも笑っていました。

 最後に、僕が感じるラジオの魅力について書きたいと思います。僕が思う最大の魅力は、「ラジオとは、音を通して、いろんな物事知る最高の媒体である」ということだと思っています。ラジオを聴けば、音楽はもちろん、他人のエピソードや人生観といったパーソナルなことまでまるで自分に直接語りかけるかのように体験することが出来ます。ラジオを聴く人は少ないかもしれないですが、ぜひ興味を持ってくれる方がいたら、実際に一度聞いてみていただけると嬉しいです。日々の生活にストレスを感じていたり、退屈な時にきっと役に立つと思います。ちなみに、ラジオはradikoというアプリが非常に使いやすくて便利なので、スマホでラジオを聴くときはぜひこのアプリを使ってください。

 今回の日記も、前回の日記と同様に自分の趣味を紹介する形になってしまい、日記というのかよく分からないような内容でしたが、最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。次は、同期の、ラジオをあんまり聞かなそうな柊子ちゃんに回したいと思います。それでは、次回の日記もお楽しみにしていてください!