1年部員日記 矢野永

はじめまして。1年ゴルフ部の矢野永です。

大学生活が始まって半年が経ちましたが、学校の授業、バイト、ゴルフととても充実した日々を送っています!

 

わたしの部員日記では、法学部の授業についてお話ししたいと思います。

法学部には法曹コース、法学コース、国際関係コースのコース別に合わせた授業を履修することができます。わたしをはじめ、多くの学生は法曹コース、法学コースを目指すため、法曹コースで提示される履修モデルに沿った履修を組む人が多いので、基本的には大教室で200人近い履修者がいます。

履修者はたくさんいますが、法学部の授業は出席がない、テストのみで評価される授業がおおいので、授業開始1週間後には大体3分の2くらいに人が減ります。1限の授業だと半減くらいしてます。器用にテストをこなせる人なら、ほぼ授業に出なくてもある程度いけるというのが最大の特徴です。

 

わたしがとった授業は、春学期に法と社会、実定法と社会、夏学期に憲法(統治機構)、秋冬学期に民法(総論・物権)、憲法(総論・人権)、刑法(各論)です。

春・夏学期の授業で評価Aをとったわたしが、少しコツを紹介したいと思います。

 

まず法と社会です。法とは何か、なぜ法は制定されたのか、など哲学的な、少し眠い基礎法学について4.5人の先生が隔週で授業を行います。法哲学、中国法やコモンロー圏の名誉毀損についての授業がありました。

テストについてですが、多くの先生がこのような内容のテストが出る、と疑似問題を提示してくれるので、そこの部分の内容を猛復習して、あらかじめ答案を作っておけば難なく乗り越えられます。

 

次に実定法と社会です。いわゆる民法、刑法など、法律の世界でつかわれる実定法学の導入部分を学びます。様々な法律についてかじる程度で学べるので、法学部の授業内容の方向性をつかめてとても面白かったです。わたしは刑法の内容が一番面白かったため、秋冬学期の刑法では他の授業より少し真面目に取り組もうと思うことができました。

テストでは、多様な法律についての授業内容が問われるので復習が少し大変でしたが、選択式の問題があること、六法持ち込み可なことが救いでした。それぞれの法律の深いところまで復習するというよりは、根本的な基礎になる部分をよく理解して、自分の言葉で文章化することが大切だと思います。

 

最後に憲法(統治機構)です。大学受験の政治経済のような授業だと思って臨んでいましたが、もっと詳しい憲法の成立過程や様々な学説の対立構造、判例を用いた憲法解釈が幅広く学べました。

テストでは、はじめ2問は授業内容を問う問題でしたが、もう1問は提示された条件と持っている知識をフル活用して自らの答えを形成していく、少し複雑な問題でした。わたしも自信がない中で答案を書いたので、自分の答えが合っているか微妙なところですが、とりあえず考えたことをたくさん文字に起こせば、評価はもらえるものだと信じています。

 

ここまで長くなりましたが、法学部の授業は法学を真剣に学びたい人にとって興味深い内容ばかりです。これからの授業もゴルフに励みながら真面目に取り組みたいと思います!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。