中国留学

こんにちは。4年の西村です。

私は2019年2月まで中国・北京で交換留学をしていました。(ゴルフと関係のない話題で恐縮ですが)今回は、その留学生活について書きたいと思います。

まず中国での大学生活が日本と大きく異なるのは、学生は全員寮に住んでいるということです。学内に食堂やスーパー、銀行、郵便局など生活に必要な設備は揃っていて、大学の中だけで生活することができます。その環境で現地の学生はまさに勉強一色の生活をしていました。朝8時に1限目の授業が始まり、最後の授業が終わるのは夜10時です。そして、授業のない時間は図書館に行って勉強をするため、自習室の座席はいつも埋まっていて、席を探すのが大変でした。学生たちは自分の専攻以外の分野にも幅広く興味があるなど、みな知的好奇心旺盛でとても刺激を受けました。

留学生活で苦労したことはいくつかありますが、一番は言葉の問題です。大学の外はもちろん、学内でも寮や食堂のスタッフ相手には全く英語が通じなかったため、生活していくために中国語を勉強しました。ほとんど言葉が通じない状態でタクシーに乗ったり、髪を切りに行ったりしたこともありました。そうして、現地の友人たちの助けもあり、帰国する頃には何とか言いたいことは言えるくらいの水準になりました。

また休日を利用して中国国内を旅行し、北は内モンゴルから南は深センまで14都市を訪れたのも良い思い出です。

留学で得たのは異文化適応力とかコミュニケーション能力とか、何か高尚なものではありません。まったく慣れない環境でもどうにか試行錯誤して前に進む力です。今後の社会人生活やゴルフで困難に出会ったときは、この経験を思い出して泥臭く乗り越えていきたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

↑大学の食堂

 

↑内モンゴルの草原で馬に乗る