Tack så mycket./感謝

こんにちは。ホームページ係の柊子ちゃんからパスを受けました、4年の中山栞里です。

 

まず始めに、2019年1月まで如水会留学していたスウェーデンでのゴルフ事情を少しご紹介します。 スウェーデンは豊かな自然に溢れ、どこか穏やかな国民性も日本人と通ずるものを感じる素晴らしい国です。9月後半から翌年の4月まで、約1年の半分以上が冬にあたる厳しい環境ですが、どこの国でもゴルファーは存在するものです。ゴルフ好きの方々には、元世界ランク1位だったアニカ・ソレンスタム選手が思い浮かぶかもしれませんね。

厳しい授業の合間を縫い、気分転換を兼ねて友人達とゴルフ場を探し当て、夏場にはÅrsta Golfというストックホルム中心部から程近い練習場でゴルフを楽しみました。現地の人はとても優しくフレンドリーで、遠い日本から来たと知るとレンタルクラブを無料で貸し出してくれました。日本の練習場と比べるとプレーヤーの年齢層も幅広く、カジュアルな雰囲気で気軽に楽しむ様子が印象的でした。物価高とはいえ、値段も50球60SEK(約700円)と手頃でした。初めてクラブを握ったのか、力任せにとんでもないスピードでドライバーを空振りしているゴリゴリの男性が隣の打席におり、いつクラブが飛んでくるかとひやひやしながら練習したことも良い思い出です。

  

 帰国後1年間のブランクがあったことから、自分がどの様な形で部活に貢献できるのかが不安で、復帰すべきかどうかを自問自答しました。しかし、原点はゴルフが好きだという気持ちに気付き、残された学生生活をプレーヤーとして続けることを決意しました。このような私を温かく迎え入れてくれた後輩達には、感謝の気持ちを感じざるを得ません。そして、結果として最後のリーグ戦を18H笑顔で回り切れたことは、競技ゴルフの集大成としてかけがえのない大切な経験となりました。

(ちなみに最後の18番でバーディーチャンスに付けたものの、全英女王渋野の心意気で強気でパットしたところボギーを叩いたことは、私の学生ゴルフのエピソードとして心にしまっておくつもりです。)

 

最後になりますが、1年生でゴルフ部に入部してから、全くの素人に優しく粘り強く指導をして下さった諸先輩方にこの場をお借りして改めて厚く御礼を申し上げます。

リーグ戦の様子は、先日の「令和元年度関東女子大学秋季Eブロック対抗戦(8/20) 結果」でご報告した通りです。競技ゴルフという、独特の雰囲気の中でプレーする機会は今後無くなりますが、ゴルフを通して得た多くの学びはこれからの社会人生活に必ずや活かせるものと考えております。

 

女子部創設から始まり、リーグ戦に出場できるようになった今日に至るまで、一橋大学ゴルフ部女子部は確実に成長を遂げてきたと思います。いつか昇格争いに加わることを夢見て、今後のさらなる活躍を頼もしい後輩達に託したいと思います。

 

長文失礼致しました。続いては、ゴルフ部屈指の癒しキャラであり、男子部主将として部全体をリードしてくれた大好きな後輩の1人、小野君にパスしたいと思います。

 

女子部主将 中山栞里